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デザインは、音楽に勝てるのか?


広島 西広島駅

「デザイン」

と聞くと急に頭が凝り固まるのはなんでだろう?


小中学校で「デザイン」という授業がなかったからだろうか?


なんで書道の授業や書道教室では、最初に自分の名前を練習させないのだろう?

自分で書く自分の名前はデザインだと思う。その名前が綺麗に書ければ、

「四月」や「大空」などの作品が、より一層引き立ち、締まるんじゃないかな?

もはや、自分の名前だけを作品として書いても良いのかも?と思ったりもする。

自分の名前は一生続くわけで、言ってみれば、それはロゴのようなものだし。


中学生の美術の授業で、自分のハンコを作るという時間があった。

石膏のようなものに、自分でデザインした自分の名前を彫っていく。

ほとんどの人が漢字で作ってた。僕はひらがなで作った。

その時できたデザインをいまだに使うことがある。

相手から見ても読める(180度回転しても使える)ハンコ。






空間も、建物も、標識も、洋服も、髪型も、家も、街も、

「デザイン」として括られる。

幅が広すぎるから、凝り固まるのは無理もない。


「音楽」

という言葉がうらやましい。


音を楽しむ。わかりやすい言葉がいい。

お気に入りの曲で気分を上げることができる。

気軽に口ずさむことも口笛吹くこともできる。

名曲として語り継がれる曲がある。

親から子へ歌われる歌がある。

記憶や感動を呼び起こすこともある。

CMなど企業の歌として、広まる歌もある。



何気なく聞いていたラジオからよく流れていた曲が

いつの間にか心に残っていたということがある。

これが少しだけ広告デザインと似ている。

いつの間にか記憶に残っているという感覚。

最近よく聞くよね~

最近よく見るよな~

みたいな…。


日本という国の「国歌」と「国旗」だけでいうと、

「国旗」のデザインが頭に浮かばない人はいないのに対して

「国歌」を全部歌える人は少ないかもしれない。

そういった意味ではデザインが勝っているのかもしれない。


音を楽しむ。

そんな感覚で、デザインを楽しみ、

デザインで前向きな気持ちになれることがある。


お気に入りのデザイン、キャラ、シンボル、アイコン、相棒として

ウケるちゃんも気軽に持ち運ばれるような存在になるといい。

デザインという言葉が、もっと身近になるといい。


今日は、自分のロゴを作りましょう!

そんな授業があってもいい気がする。






2022.6

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