品(ひん)は、どこからやってくる?

最終更新: 2022年9月5日

大きすぎて、品がない。

言葉づかいが、品がない。

見た目が、品がない。

やりすぎてて、品がない。

ゲップは、品がない。

オナラも、品がない。

食べ方、話し方、見た目、仕草、考え方、生き方…眠り方。

品は、どこからやってきて、どこまでつづくのか。

オ〜品、品、品。

めちゃくちゃ品がある!

その品、やばいね!

とは言わない。

何となく(どこか)品がある

などと言う。

口が3つで、品と書く。

そこにヒントがあると思った。

品=

食べ方、話し方、笑い方

人に関して言うと、

口に表れやすいのかも知れない。

その3つのバランスを保つことで

それがその人の放つ品として表れ、

様々な振る舞いに影響しているのかも知れない。

出そうとして出すものでも、出るものでもなく、

あくまで自然に。

マスクしてても、品はでる。

隠せるものではないんだろうな。

阿品、宇品(地名)には、品がある。

無印良品にも、品がある。

そんなことに気がついた。

気がつくこと、それがデザインのはじまりだと思う。

“言葉扱い”にも気をつけながら、

品のいい仕事をしたい、

そんな風に思う。

2021.7

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